ウズベキスタンの旅、まず初めに訪れた都市は首都タシケントから西に約1000km離れた場所にある古都ヒヴァ。
ヒヴァに行くために、タシケントから飛行機でウルゲンチに行き、そこからタクシーでヒヴァへ向かいました。ウルゲンチ空港からヒヴァまでのタクシー代は10米ドルでしたが、ちょっと高かったかなとも思います。
さてさて、タクシーで到着した場所は、ヒヴァになるイチャン・カラ。ヒヴァの町は2重の城壁で囲まれており、内側の城壁をイチャンカラと呼びます。城壁の入り口には門があり、門をくぐると内城に入ることができます。
門をくぐるとすぐに見えてくるのが、ムハンマド・アミン・ハン・メドレセと呼ばれるメドレセとカルタ・ミノルと呼ばれる青いタイルが美しいミナレットがあります。メドレセはイスラム教における宗教学校。ミナレットは、イスラム教のモスクやメドレセに付随する塔のことです。もちろん、これらの施設は今は使われていません。このミナレットは26mの高さを持ち、ヒヴァのシンボルなんですって。
さらに先を進んでいくと、中央アジアで最も有名なモスクの一つであるジュマ・モスクがあります。このモスクは10世紀に建てられ、彫刻されたたくさんの木の柱があり神秘的な雰囲気を醸しています。1本1本彫刻の柄が異なるので、よーくみてみると面白いです。
イチャン・カラの中を歩いていると、所々に結婚式をしている団体がいます。ここで結婚式を挙げるのが人気らしく、1日で 4,5組のカップルを見かけました。この地域ではカップルの家族、親戚、友人だけでなく、ご近所さんも参加するんですって。なので、たくさんの人が参列していました。この日はあいにくの天候だったにも関わらず、皆さん幸せそうでした。そういえば、イスラム圏の結婚式でもウエディングドレスを着るんですね。
さらに内城を歩いていると、ヒヴァで一番高いミナレットが見えてきました。高さ約45mであり、お金を払えばミナレットに登ることもできます。ということなので、早速登ってみました。
ミナレットの中の階段は急で、狭く、そして暗い。なので、登っているときはめちゃくちゃ怖かったです。
しばらくミナレットの階段を登っていると、ようやく頂上に着きました~。頂上からだと、イチャン・カラ全体を見渡すことができます。この日は雪が降っていたので景色はあまり綺麗ではなかったですが、下から眺める街の景色とは違っていて綺麗でした。
イチャンカラは約400m四方と非常に狭いエリアになっています。ですので、1日もあれば、見所は十分に回ることができると思いますよ。
そういえば思い出したのですが、東アジア系の人間を見るのが珍しいからか、街をあるいていると、周りの人にめちゃくちゃ見られました。今や普通ですが、昔で言えば日本で欧米の人を見かけたら自然と彼らを見ちゃうように、自分もまたウズベキスタンの人にとっては珍しく、不思議な存在だったんでしょうか。。
続いて、ウズベキスタンの旅2日目に移ります。
