2018.12.31
朝起きて、真っ先に向かったところはラビハウズ。宿泊したホテルからラビハウズまでは徒歩3分ととても近くて便利でした。
ラビハウズと同じ場所にある、ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。ここにはイスラム教の偶像崇拝禁止に反して、顔が壁面に描かれています。ここに書かれている表情はなんとも言い難い。なんで、こんな顔にしたんだろうか。。
次にいったのは、タキという交差点バザール。でも、行った当日は年末ということもあって、バザールのお店はほとんどやっていませんでした。
バザールを抜けて、次に訪れたのはウルグベク・メドレセ。ここは、ウルグベクが建てた3つの神学校(メドレセ)のうちの1つ。ちなみに、ウルグベクはティムール朝(1370-1507)の第4代君主。ティームル朝の建国者ティムールの孫です。彼は統治者でありながら、優れた天文学者・数学者・文人でもありました。ウルグベクは教育にも力を入れていたことがわかります。
ウルグベク・メドレセの向かいにはアブデゥールアジス・ハン・メドレセ。ウルグベク・メドレセが建てられてから約200年後にできた神学校です。現在は、内部はお土産屋さんになっています。中に入ると、お店のお母さんたちが、「ミルダケー。ヤスイヨー。ミルダケ。」といって、執拗にお店の商品を見るようにせがんできます。まあ、見るだけならいっか、と思いお店に入ってみました。お店は、当時の神学校の教室や宿舎に構えられており、中にはウズベキスタンの伝統的な刺繍であるスザニやその他お土産が置いてありました。
お店で商品を見るだけ…と思っていたら、店員さんが「ホリデープライス、チープ、チープ(年末だから安くするよ)」と言ってきて、「プリーズ、プリーズ(お願いだから買ってちょうだい)」とせがまれました。。いらないよ~と何度断っても頼まれ続け、結局お土産を買ってしまう羽目に。。さすが断ることが苦手な日本人。私はいいカモにされました。笑
つづいて、カラーン・モスクとカラーン・ミナレット。このモスクはウズベキスタンでも最大級を誇る大きさです。また、カラーン・ミナレットはブハラのシンボル的存在になっています。
中の様子はこんな感じ。広場があり、みんなベンチに座ってくつろいでいる様子でした。
ちょっと歩きつかれたので、カラーンモスクの広場で休憩していると、広場を歩いていた男の子3人組が、「コンニチハ〜」と声をかけてくれたので、私も「コンニチハ〜」と言ってカメラを向けたら、決めボーズをしてくれました。笑 ありがとう。
アルク城とレギスタン広場。
年末ともあってか、レギスタン広場ではお昼からカウントダウンイベントを行なっていました。そういえば、ウズベキスタンの年末年始には、クリスマスツリー、サンタさん、そして女の子の妖精?が登場します。街を歩いていると、いたることところに出現。国が違うと、こんなところでも文化が違うんですね。面白い。
こんなところにもサンタさんと妖精が。クリスマス限定って訳じゃないんです。
アルク城を登ると、街全体を見渡すことができます。
イスマール・サーマーニ廟。サーマーン朝のイスマイール=サーマーニが9世紀末から10世紀半ばにかけて父親のために建造した霊廟です。現存する中央アジア最古のイスラム建築として知られており、建築物は全てレンガでできています。装飾はすべてレンガの積み方を変えることで表現されていて、驚きです。
この日の夜は、泊まったホテルのオーナー家族とイタリア・ベネチアからの宿泊客と一緒にカウントダウンパーティに参加しました。クラブ調のイケイケなカウントダウンパーティでした。
日本でもこんな経験したことなかったのでどきどき。でも、めったに経験できないことだったし、一緒に参加した方々と仲良くなれて、楽しかったです。ホテルの方々はとっても親切でした。いい年越しになりました。
4日目にいきましょう。
