行ってきました、アメリカテキサス州ヒューストン。ここにはアメリカ航空宇宙局NASAの研究・展示施設である宇宙センターがあります。今回は、ヒューストン宇宙センター又の名をジョンソン宇宙センターについて紹介します。
ヒューストン宇宙センター / ジョンソン宇宙センター
到着するとすぐに見えてきたのは、スペースシャトルとそれを運搬するためのジャンボジェット機。実物大のため、大きくて迫力がありますね!

こちらが、ヒューストン宇宙センターの入り口。まずはここで入館チケットを購入します。

ブルーツアーで、アポロ計画司令室とサターンVを観に行こう
宇宙センター内には、2つの観光ツアーがあります。まずはブルーツアーと呼ばれる、アポロ計画司令室とサターンVを見に行きましょう。

カートに乗って到着した先は、アポロ計画を実施した司令室の再現場所。
アポロ計画とは、NASAが行った人類初の有人月面着陸計画です。

こちらが当時の司令室を再現した場所。複数のコンピュータが配置されており、宇宙飛行士と通信しながら、月面着陸を成功されるまでの肉声が聞こえてきます。

続いて向かうのは、サターンV。初の有人月面着陸を果たしたアポロ11号を飛ばしたロケットがサターンV。

サターンVは使い捨て式の液体燃費多段式ロケット。ロケットの高度に合わせて途中でロケット下部を切り離していき、最終的にはロケット先端のみを宇宙に飛ばします。
全長110.6mのため、写真に収まりきりません。笑

ここが第1段階の切り離しポイント。

第2段階の切り離しポイント。

こちらが第3段階。

最終的には、ロケット先端の三角になっている部分のみが月面に着陸します。三角形のところに人が入っています。

こんな感じで、狭いところに人が複数人入っていた様子。窮屈で大変そう。

レッドツアーに乗って、トレーニングセンターに行こう
午後はレッドツアーに参加し、トレーニングセンターの施設を見学しに行きます。

トレーニングセンター内部はさまざまな設備があり、宇宙を想定した訓練が行われているようです。

宇宙ステーションを想定した設備があり、壮大なスケールです。

実験用の月面走行車でしょうか。

スペースシャトル内部に侵入しよう
1981年から2011年にかけて、NASAは再利用可能な宇宙船としてスペースシャトルを使用していました。

では、スペースシャトル内部に入っていきましょう。

まず発見したのは、コックピット。スペースシャトルは宇宙を飛行した後、大気圏を突入し、地球に再び戻ってきます。そのときに機体をコントロールするために必要なコックピットがあります。

スペースシャトル内部は資料が展示されていました。結構な広さがありますね。


展示品エリアで宇宙について学ぶ
宇宙センター中央のエリアには、様々な展示品があります。月面着陸船や国際宇宙ステーションの模型、宇宙服を着た宇宙飛行士などなど。



月の石もありました。月で採取された実際の石だそう。色は黒く、表面はつるつるしていました。(おそらく多くの人が触ったから)ちなみに、月の石は東京の国立科学博物館でも触れることができます。

NASAは今後、人類の火星到着について本気で考えていて、そのミッションを達成するためのストーりリーがプレゼンテーション形式で紹介されていました。まるで映画の中の世界のようでした。こういった部分に、アメリカのイノベーション精神があるのかなと考えさせられました。

他の場所では、宇宙ステーションでの生活を実演していました。写真に写っているのは、睡眠時の様子。宇宙空間は無重力のため、体が飛んで行ってしまわないようにカバーで包んだ状態で寝るんですって。
また、シャワーに使う水は”おしっこ”だそう。宇宙では水は限られているため、おしっこを濾過にかけて真水よりも綺麗にした状態の水でシャワーを浴びるそうです。

以上、アメリカヒューストンからの内容でした。

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